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2005/06/22 (水)

memo 女の子とモダンについてを読み解く“女子本”決定版
「インテリア・オブ・ミー 女の子とモダンにまつわるあれこれ」

2005/06/20 (月)

明日は夏至。来週いっぱいは雨が降りそうにない、とのこと。
メールのお返事が滞ってしまい本当にスミマセン。

よく行く小さな手芸屋さんにショーウィンドウがあって
その中には歴代のリカちゃんやバービーが何十人も陳列されている。
娘さんのものらしく、季節毎に全員がお着替えしている。スゴイ。
エメちゃんたちも見習ってお着替え。

2005/06/16 (木)

倉庫(ある意味隠れ家)の鳩ネットの張り替えと扉の塗装で業者が入るというので朝から出動。
 本日のランチはボンジュール食堂。
 そして本日の発見:ぺちとエメちゃんのパンツの互換性。

2005/06/15 (水)

「君はミシンの前でひーひー泣いてるワタシの前に ぶら下げたニンジンだ。」 とメールをしたら
 「そのニンジンもミシンの前でひーひー泣いてるんですけど」と 返事がきた。

2005/06/13 (月)

梅雨入りしたのが2日前。梅雨の中休みと云われたのが昨日。そして今日は夏日。

『マドゥモァゼルルウルウ
ジィップ/作:森茉莉/訳:与謝野晶子/序:堀内誠一/装丁:薔薇十字社1973年発行(絶版)
恐らく上流階級の“上”の位置くらいのお屋敷の娘ルウルウ(14歳と6ヶ月)は、お行儀のよいこととお勉強が大嫌い。
頭脳明晰でかしこく、先の先まで読んで話す(おまけに品がなく不躾で天邪鬼※これを無邪気というかどうかは?)
なので家族やまわりの皆をどぎまぎさせたり閉口させたり参らせたり。
読んでる途中で幾つだったかわからなくなるくらい生意気にモノをよく知っている(芸術、政治、恋愛等々)が、
多分に経験が伴っていないので頭デッカチ。それなのになぜか魅力的でチャーミング。
おくゆかしさや礼儀をわきまえた社交界の令嬢の中でそれはかなり異質だし、男性にはさぞ面白くうつるんじゃないかな。
しかし彼女は恋愛に興味がない。彼女を口説こうとする男性とのやりとり、
ルウルウ「男ってものはみなまちがっていて、悪(ワル)で、自惚屋で、嘘つきで、(熱心に)そして卑怯で‥‥
エゴイストで!‥‥(ひとりごとで)あら、この人に可哀そうね!」
ムシュ「(いい張る)ですがママゼル、男だってみんながみんな間違っていて、自惚屋で、嘘つきで、エゴイストで卑怯で、
馬鹿だなんてことは、そりゃあ決してありませんよ。善良な、真面目な、勇気のある、それは愛すべきところがあって、
誠実で、その上に優しいというような男もいますよ‥‥それは確かにいますよ‥‥私は現にそういう人を知っています」
ルウルウ「(ムシュをじっとみる)そりゃあ無論あたしだってそういう人知ってるわ‥‥
ただそんな人は(じっと考えつつ)あたし好きじゃないわ!‥‥」
ムシュ「‥‥‥‥」

こんな具合。
「ルウルウはほんとうにいる、わたしの大好きな少女です」と森茉莉。
そう、まるで実在する女の子のようにいきいきとしてて、誰かに似てる。

方々で乙女な本と紹介されている。薔薇十字社の本は装丁の美しさでも有名だし(絶版で入手困難なのが難!!)
頁1枚1枚に淡いピンクの木々のシルエットが施されていて眺めているだけでもうっとりな本。

2005/06/09 (木)

『黒い十人の女』を観た。
『黒い十人の女』市川昆/監督 1961年
出演/岸恵子、山本富士子、岸田今日子、中村玉緒、宮城まりこ、船越英二等
私がこの映画で描きたかったのは現代生活である。
自己疎外の状態にある現代人(私も含む)の人間が、
人間でありたい、という、ノスタルジーの物語である
         ーーーby市川昆(公開当時プレスシートより)

TVプロデューサー風松吉は妻と他に9人の愛人がいる。愛人がいることは妻も承知。
ひょうひょうと女の間を渡り、煮え切らぬ男に女たちは共謀して男の殺害を企てる。
実のところ誰のことも本気ではなく、仕事が1番好きなんだろうこの男、反省も悪気もない、
わかっててやってるんじゃなく、ある意味病気?(笑)女たちが癪に触るのも無理はあるまい、
という役が船越英二にぴたりとハマってる。
“人間が人間でありたい”ところが描かれていると感じるかどうかはさて置き、
男と女の生物学的(?)思考の違いが滑稽。憎たらしく、可愛いらしくて情けない。
この映画を知ったのは小西氏プロデュースの「PORNO 3003 ep」から(順序が逆だけど)
小西氏が手を出すこと納得のモダンでスタイリッシュな映画。
アングルもディテールも女優陣のメイキャップも台詞の言い回しもオシャレ。
コムサde 美学。観終わってしばらく言い回しが山本富士子になるんざんすょ。

2005/06/08 (水)

歯医者は大好きだ。

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