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● カトリーヌ・ドヌーヴの映画があるから一緒に観ようとケイコが誘うのだが、
それは意地悪で悪趣味な作品を作ることで名高い(←誉め言葉)オゾン監督の「8人の女たち」だった。
ド○フになるとチャンネルを変えていたアナタにこの監督作品は耐えられるのか等という娘の懸念
「この監督は悪趣味だから」と何度も念を押す。途中不機嫌になられてはかなわん。オゾンにも悪い。
ところが終始涙流して大笑いするケイコ。観終わり、ひとしきり笑った後
大きく溜め息をつき「‥‥何がそんなに可笑しかったのかしら」と素に戻った。ワタシが知りたい。