● 「黒薔薇の館」を観てきた。‥‥カルト渦巻地獄劇場て(笑
● 会社役員の佐古は「黒薔薇の館」のオーナー。そこに現れたナゾの美女リュウコ(丸山※現在美輪明宏)。
年齢も素性もどこに暮らしているのかも判らないこの女性に、黒薔薇の館に集う客は虜になる。
いつも手にする意味深な黒薔薇は「本当の愛」を知った時に赤く姿を変え、生き返るのだと彼女は信じている。
ある日リュウコの夫と名乗る男があらわれるが、彼女は「知らない」と冷たく足裸う。
また後日には、以前リュウコが居たバーで彼女に逢うため通い詰め、会社の金を横領した青年があらわれ
「君なしじゃ生きていけない」と泣いてすがる。知らないとつれない返事に自殺する青年。
次はやさぐれたマドロス姿のチンピラがあらわれ「こいつは俺の女だ」とナイフを振り回して乱闘をはじめる始末。
彼女と関係があったという男は次々に不幸になる(勝手に)。「ワタクシ、悪い女ですのよ」
そんな中、黒薔薇の館のオーナー佐古の放蕩息子ワタル(田村正和)が帰ってくる。
「本当の愛なんか信じてない」というワタル、しかし次第にリュウコに惹かれていくのであった‥‥
感想がいろいろ語れる(ツッコメル)というのはやはり面白い映画なんだな。