● 友達のインスタで京都でマリーローランサン展をやってることを知った。
ちょうど法事で京都の親戚の家に行くのだし 寄るにきまってる。
● 図録は府中美術館のローランサン展のが水玉装幀で断然可愛くって取り寄せていたものの、
本物を観てからの図録のプリントの平坦なこと!この落差!
あの絶妙な発色と筆のタッチの重ねは印刷じゃあ再現できないのね。
とはいえポストカードを母がばばばばっと買っちゃうんだ。本物は買えないからね。
● 抹茶色の電車に乗って親戚の家へ。
ついて早々、ネットで買い物をしたことある手芸屋へ連れて行ってもらった。
昭和のレトロなものがそのまま売ってあって、Googleマップでみたら近所だし、
覗けるものなら覗いてみたかった。
叔母は「えー〇〇さんとこ?ほんま?他にあるし大きいとこ連れてってあげるし」と訝しがる。
「いいのいいの」と連れてってもらったら、思った通り昭和のほこりをかぶった手芸屋さんだった。
入って"いい感じに色褪せた"レースを引っ張り出して選んでいると
店主がご近所のお茶から帰ってきた。のんきなものだ。
小柄な老婆(店主)は「ネットは嫁がやっててここの在庫をもっていくの」という。
頼んだより長めにカットして、おまけに2割安くしてもらえた。
従姉妹が「えー〇〇さん行ったの?あそこどうしてやってけてるんかといつも思う」と言った。
まあ、webと嫁と昭和を有りがたがる客だよね。