● 北九州市漫画ミュージアム「漫画家・陸奥A子トークイベント」へ。
台風迫り当日まで気をもんだのだけど、ミュージアム館長言うには「陸奥さんは晴れ女」とのこと。
台風もそれて、無事開場。
● 小柄で小声でよく笑いよくお話をされ、しみじみ「実在するひとなんだ〜」と噛み締める。
https://twitter.com/hagiiwa/status/498541723564269568/photo/1
「作品に出てくる滝沢君堂本君はジャニーズ由来(堂本は光一くんだそう)で岸君は西武の岸孝之選手から」だとか「ラブラブ愛してるの頃よりも剛君は話すようになった」とか
「西武を応援にいくとほぼ負ける(勝ったのは1度きり)」
「烏口がないと線がひけない」「絵が下手だから人物は2人しか描けない(ご謙遜)」
「作品内の背景小物等は姉が描いている、姉の方が絵がうまい(ご謙遜)」「料理は姉よりもうまい」
「友達がアシスタントしてくれたこともあったが指示をする時間に自分で描けると気付いてソレ以来姉と2人で描いている」
「メガネ男子は姉の卒アルに写っている男子がモデルで、姉よりも卒アルをみてた」
「あの頃の細い線がどうやって描けたのかと思うほど今じゃ太い線しか描けない」
「花を描くのが好きだが花が描けない(ご謙遜)花屋の話を描いた時困った」
「姉が言うには描くキャラクターは私自身にそっくりで、近頃若いときの(ヤギを撫でている)写真が出てきて、本当にその当時のキャラクターのまんまだった」とか
「付録のトランプのイラストは、ちょうど仙台の佐藤真樹さんのアシストに忙しくて、時間がかけられず出来映えに納得いってない。気に入ってるのは便せんの付録」
「ミッキーマウスの絵を付録に描いたら怒られてライオンの絵を上から貼った」
「いま漫画は読んでない 今の漫画家さんのことはわからない」
「電車の中でも原稿を床にひろげて描いた。裏が汚れたかなんて確認する余裕はなかった」
「飛行機の中でも原稿を描いた。CAさんにもしかして陸奥A子さんですか?頑張ってください!と声をかけられた」
「ひと月に300通ファンレターが届いていた」
「近頃昔の作品について男性ファンから手紙が届いたのでタイムカプセルのようだった」
「影響をうけたのはちばてつや、横山輝一、大島弓子」「大島弓子サンは哲学的になってついていけなくて読んでない」
「地元北九州のフリーペーパーさくらにエッセイを連載している」等〃。
● 会場には萩岩睦美さんや文月今日子さんもいらしていたとのこと。
帰り際に直筆サイン入りカードとポストカード数枚を買い、当日来れない遠方の友達に宛て、
アオイホノオよろしくカフェで 小さいテーブルさし向かいに 絵を描きあうB子たんC子たんなのであった。