レナート=ラシェル作／エンニオ=ディ=マーヨ絵／安藤美紀夫 訳
学研新しい世界の幼児童話・１１
　1968年版　　絶版


イタリアで５８年に出版。
主人公ピッコレットさんは煙突そうじ屋さん。
目の色が左右違うシャム猫のムスターファ
せんせいという名前のふくろう
そしていたずらものの風が友達。
クリスマスの日にうっかり煙突から落っこちて、
そのお屋敷で出逢った優しくて可愛い
フランス人形マリークレールに恋をする。
サンタさんが願いを叶えてくれるというので
マリークレールが欲しいとお願いするんだけど…

ピッコレットさんと一緒に「きゅん」てくるお話。

＊作者について＊
レナート=ラシェル　1922イタリア北部トリノ生まれ
俳優、ミュージカル歌手として活躍後、児童文学の世界へ。
この本は処女作。1958年の10月に出して年末までに５版!!重版されたという。
自身で歌った「おやすみ　ちびくろおじさん」てレコードも出したそうな。
他に「レナティートさん」「しあわせぼうや」等
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